*これは私の勝手な妄想です。注意して読んで頂けると幸いです。
トンネルを通って
必ず寝るようになっている理由
私たちが眠くなるのは、1日のでき事や反省を、神様に必ず報告にいかなければならないから。向こうのお母さんお父さん、神様や仲間が私たちの帰りを待っているのです。
帰る場所はみんなひとりずつ違います。私も、旦那さんも、上の息子も、下の息子も、みんな別々の場所に帰っていきます。
必ずすべての人がトンネルを通る
こちらの世界と向こうの世界を繋ぐ道は、とても暗くて長いトンネルで、トンネルの中に入ると、足元がぐねぐねしていたり、道の途中には変な草が生えていたり。
私たち大人はもうすっかり慣れたけど、こっちの世界に来たばかりの赤ちゃんは、そんなトンネルをたったひとりで歩いて行かなければならない事に、とても不安で恐怖を感じているのです。
寝グズと起きグズをする理由
眠くなってきた時は、向こうの世界に帰って来なさいよ。と言われている時。
そんな時、目の前に暗くて長いトンネルが現れます。赤ちゃんは怖くて必死にこちらの世界に残ろうとします。それが寝グズとなって、グズグズとするのです。
でも、力尽きるとそのトンネルを通って向こうの世界へと旅立ちます。起きる時も、向こうからこちらへ繋がるトンネルを通って来るのですが、それが怖くて嫌でママを一生懸命呼ぶのです。それが起きグズなのです。
変化するトンネル
寝付いた時の気持ちが大事
長くて暗いトンネル。実はこのトンネルはしばらく歩くと変化します。
寝ついた時の感情によって、暗いままだったり紫になったり、灯りがともり、ピンクになったり赤くなったり。
さらには、トンネルの道中でさえも、可愛いお花がニコニコ話しかけてきたり、般若のような怪物が追いかけてきたり、その時の気持ちで様々なものに変化していくのです。
大人の私たちは、このトンネルがどんな色になろうと、どう変化していこうと、必ず出口を抜けると向こうの世界へとたどり着く事を知っているし、神様に報告して元の世界に戻ると、すっきりしている事を知っているので戸惑ったりはしません。
では、赤ちゃんや子供はどうでしょう。
とても怖いトンネル
寝付く時に親を怒らせ「もう!いい加減に寝なさい!!」と怒られた子供は、泣きながらトンネルを通って行きます。
とても悲しくてつらい気持ちです。大好きなママに、笑ってばいばいしてもらえなかった。怒った顔はまるで般若のようだった。
そんな気持ちでトンネルを通ります。
いくら歩いても灯りがともることは無く、ぬかるんだキツイ坂道には、人食い草がたくさん生えてこちらを見てニヤニヤ笑っています。何かが追いかけてくる音がします。ママ?振り返ると般若が「食ってやる〜」とすごい形相。
助けて〜!怖いよ〜!そんな叫びが、時として夜泣きになっている事もあるのです。
とても楽しいトンネル
反対に、1日の終わりに「今日も、元気に生きていてくれてありがとうね。」「パパとママのもとに産まれてきてくれて、ありがとう」「大好きだよ」と言われてトンネルの道へと旅立った子供は、安心感を持って進む事ができます。
嬉しい気持ちです。とてもわくわくしています。
トンネルは・・・
ピンク色にオレンジ色、青空のような鮮やかなブルーが広がり、空気も澄んでいます。歩きやすい道が続き、可愛い花たちが話しかけてきてくれます。空からお菓子が降ってきて、ふわふわのイスでひと休みすれば、気持ちが良くなってついうたた寝してしまい、向こうの世界へ着くのが遅くなってしまうかも。寄り道なんかもして、そんな日はたくさん寝るかもしれませんね。
それぞれのトンネル
息子たちのトンネル
上の息子は、振り返らずに走って行ってしまうタイプ。寝たくないよーと泣きながら旅立つ事もありますが、起きグズは全くないので、自分なりに冒険しながら、楽しんでトンネルを通って帰ってくるのかなと思います(*^^*)
下の息子は、不安そうに何度も何度も振り返って、泣きながら行くタイプ。寝グズも起きグズもわりとします。まだ1歳なので、暗いトンネルにまだ慣れないのかなと、なるべく笑顔で送り出すようにしています。
思い出した気持ちに従って変わっていくトンネル
さきほど、寝付く時にと言いましたが、ある程度記憶を維持できる年齢になると、1日の出来事などを思い出しながら、その時の気持ちに応じてトンネルの道が変化していくようになっている事に気が付きます。
その日1日を楽しい気持ちで過ごせたら、きっと楽しいトンネルを通って行ったんだと私は思っています。難しい時も多いけど、なるべく、なるべく明るく楽しく、笑顔で「今日もありがとう」を伝えて息子たちを送り出すように心がけたいです!
上の息子は気持ちを切り替えるのがとても上手いので、嫌なことがあっても、楽しいトンネルに変えて頑張ってるのかなぁなんて思ったりします。
それでは、おやすみなさい
子供たちの寝顔を見ながら、「今日はどんなトンネルを通っているのかな。いってらっしゃい。また明日、ここで会おうね」と言って、私もあちらの世界へ旅立つのです。
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