妄想劇☆うちの駅で降りた息子

※これは私の勝手な妄想です。注意して読んで頂けると幸いです。

待ち人は、修行者

「まもなく一番線に電車がまいります。危ないですから、黄色い線の内側にお下がりください。」

「がなママ駅」のホーム。今日私は、旦那さんとここで、とても大切な人を待っています。とても緊張して、ドキドキわくわく。

電車は、この駅に停車せずに通過して行ってしまうこともあります。私の友達は、待ち人を何回も見送っています。もしかしたら、停車しないことの方が多いのかもしれません。

ガタンゴトンガタンゴトン

電車がホームに入ってきて、ゆっくりスピードをおとします。ゆっくりゆっくり・・・

そして

プシューっと音がして、電車のドアが開きました。「お出口は右側です。お忘れ物落とし物ございませんようお降りくださいませ。」

空からやってきた修行者

一人目の弟子

うちの息子は、私と旦那さんが待つ駅で降りてきました。何も持たずに、裸で、身ひとつで1人で降りて来ました。

言葉で意思を伝えることも出来ないのに、私と旦那さんを信じて降りて来たのです。

電車を待っている時、私と旦那さんは「男の子が降りてくるかなぁ〜。女の子が降りてくるかなぁ〜」「名前はなんにしよう」などと話しながら降りてくる子を待っていました。

その子の為にご飯と着る物を用意しました。おもちゃも用意しました。ベットやお風呂も用意しました。どんな子が降りてきてくれるのだろう、何が好きかな、元気だったらなんでも良い。

いろいろなことを思いながら駅で待っていました。

電車が停まり、電車から1人の男の子がおぼつかない足取りで降りてきたのです。私たちには目もくれず、駅のホームに落ちていた小石にまっしぐら。

私たちは、男の子の後を追って「とりあえず服着ようか。お腹すいてない?おやつ食べない?こっちにもおもちゃあるよ」と言って男の子の気を引こうとしました。

私は男の子に、2人で考えた名前を呼びました。男の子はこっちを見てニコッと笑いました。

男の子と一緒に駅を後にしました。

息子と出会ってからいろんなことを一緒にやりました。一緒にご飯を食べたり、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝ています。

そして。

二人目の弟子

2年後に、私と旦那さんと息子は駅で電車を待っていました。

「まもなく二番線に電車がまいります。危ないですから、黄色い線の内側にお下がりください。」

電車が停まって男の子が1人、降りてきました。

こちらの男の子は、わたしたちを発見すると、泣きながら必死になってこちらに向かってきました。

相変わらず弟には見向きもしないで、小石を拾っている上の子を見守りつつ、「よく降りてくれたね。不安だったね。もう大丈夫だよ」と言って、その男の子を抱き上げました。

そうして、4人でお家に帰りました。

友人にも修行者が

私の友人は別の駅で、数年も前から電車が停まるのを待っていました。でも何年待ってもなかなか電車は停まることはなく、通過して行きました。

そんな友人の駅にもようやく電車が停まり、男の子が降りてきました。友人はとてもとても嬉しそうでした。

誰もが不安な気持ちで降りてくる

わたしたちを師匠に選んで、無事に降りてきてくれた2人の息子。降車ボタンを、どんな気持ちで押したのかな?なんにも持たず、身ひとつでやってきて、さぞ不安で怖かったことでしょう。

「もう大丈夫」いつでもそう言ってあげられるように、「降りてきてくれて、ありがとうね」の気持ちをいつまでも忘れずにいたいです。

がなママ

4歳と2歳の息子を育てている主婦です。気ままに適当な日常を綴っていきます。4歳の息子は少し発達遅延があります。
子育て以外にも、幅広くいろいろ書いていきたいです。
お見苦しい記事もあるかと思いますがお付き合いいただけると嬉しいです。

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